ここのところひたすら幌交換が続いている店長です。
家の前にはポルシェ911、アウディTT、Z3、フェアレディZ、S2000などなど
様々な車が入れ替わり立ち代り置かれていて、
「あそこの家はなんなんだ?」と言われていることでしょう。
車が大好きなので、色々所有している気分になれて楽しいです。
さて、今回は並行して進めていたアウディTTとBMW Z3のご紹介です。
まずはTTのほうから。
今回はリアガラスが完全に脱落してしまっておりまして、
「天気が良ければ持って行きます」とオーナーさん。
ガラスがないから雨の日に乗れないとか一般の人には理解できないでしょうが、
オープンカー乗りにはそれも一つの勲章です。
でもまぁ、リアガラスがあるほうがいいに越したことはありません。
さて、どのように仕上がったのか。
元は黒でしたが、今回はStayfastのチャコールに変えました。
とにかくその革新的なデザインが魅力の「初代」アウディTT、
幌交換で、よりスタイリッシュ、かつお洒落さんカーになりました。
ちなみに右にいるのはオーナーさんではありません。
サイドウィンドウの上あたりにご注目。
といってもよく見えないでしょうが、デザイナーのこだわりにより、
ガラスと幌、ウェザーストリップが、ほぼツライチの状態になっているのです。
こうなるとごまかしが全く効かず、幌のわずかな寸法違いも許されません。
でも心配御無用、とてもキレイに納まりました。
良かった良かった、一安心です。
このカタマリ感あふれるデザインが魅力ですからね、
幌もちゃんとデザインの一部となることが出来ました。
ちなみに最初期型のTTでは高速安定性に問題があるとのことで、
リアスポイラーが追加されることになりました。
しかしデザイナーは「イヤだ!」と断固反対し続けたそうです。
人命よりデザイン優先。う~ん、公に肯定は出来ませんが、スゴイです。
さて、次はBMW Z3です。
写真が上手く撮れなかったので1枚のみのご紹介になります。
じゃん。
元は黒でしたが、最高級生地Germanのボルドー(ワインレッド)に変更しました。
オーナーさん曰く「ちょっと派手過ぎた・・・かなぁ・・・?」とのことでしたが、
大丈夫です、オープンカーは派手くらいでちょうどいいしすぐに慣れます!
紺とワインレッドだと確かに派手ですが、
どちらの色とも相性の良い金のBBSが仲介役となり、
全体のまとまりを保ってくれているように思います。
ちなみにZ3の幌、サイドの部分がポケット状になっております。
この隙間、なんなのかなぁ?と思っていたのですが、
幌を畳むとここがいい具合に伸びで、無理なシワが付くのを防いでるようです。
マツダのロードスターはこれがないのでこの部分にシワが集中して破れてしまうんですよね。
さすがドイツ人、よく考えて作ってあります。
まぁ、この幌はアメリカ製ですけども。
価格・工賃は為替相場と過去の経験を元に
若干変動しますのでお気軽にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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