ポルシェ968の幌接着作業で必要な工具と技術

私は工具が好きなのでよくホームセンターに物色しに行きます。

自分の目的に合致する工具を発見した時の喜びは何物にも代え難いです。

あんなに苦労していた作業が、工具一つでこんなにも簡単に!!

というわけで、普段便利に使っている道具を紹介したいと思います。

まずはこちら。

クランプです。

洗濯ばさみをでっかく&強力にしたような感じです。

何に使っているのかというと・・・

幌の接着部を押さえるのに使います。

接着の基本は、

1接着面をしっかり脱脂する。

2両面に接着剤を塗る。

3べたつかない程度まで乾かしてから貼り合わせる。

4接着するまでしっかり押さえる。

となっております。

中でも4の工程は非常に重要で、張り合わせたあといかに強く押さえるかで接着強度が全然違ってきます。

ここでしっかり押さえておくと後で剥がそうと思っても剥がれないくらい強力に接着しますので、

確実な施工を求める方はぜひ使ってみてください。

さて、同じ押さえる系でもう一つよく使うのがこちら。

どこにでも売っている文房具のクリップです。

こちらは幌の先端部に使用します。

クランプほどの強度はありませんが、つまみ部分を折りたたむとほぼフラットになりますので、

このままの状態で幌を閉めることが可能です。

とりあえず仮止めしておいて張り具合の調整をする時にとても便利です。

こちらは100円ショップで簡単に手に入りますのでDIYの方にもお勧めです。

もちろん、使い終わった後は文房具として使えますのでまさに一石二鳥。

ちなみに上記の車両は先日少しお話したポルシェ968です。

やや古いタイプの幌なので、前も後ろも、横も前後の継ぎ目も、全て接着剤でくっついています。

こういった作業は非常に手間がかかり面倒ではありますが、

もし少しでも手間を省こうとすると、直、クオリティに影響を及ぼしてしまいます。

というわけで、できる限りじっくり丁寧に作業するよう心がけておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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