こんばんは。
梅雨でございますね。
ジメジメしてイヤなので、最近はもっぱらガレージ内でエアコンつけて作業中。
さて、まずはNCロードスターから。
例の変色がかなり酷いところまで進行しております。
黒を通り越して、今度は白へ。
こちらは別の要因かもしれませんが、美観はかなり損なわれております。
こちらは室内のフラップ。
純正状態でもこのようにリベットから外れているケースが多いので、
最近は頭の大きい「ラージフランジタイプ」のリベットを使用しております。
毎度おなじみ、排水溝の詰まり。
NAから続く伝統ですが、NDでは改善されているのでしょうか?
数年後が楽しみです。
で、完成写真は・・・・取り忘れました。
が、純正と同じブリックです。
こちらはオレンジのZ33にダークブルーの幌。
オーナーさん、最初ブラウンと迷われましたが、やはりダークブルーはよく似合いますね。
マフラーの出口もブルーなので、なかなかバランスがいいです。
奥にいるのはBMW・Z3。
いつもお世話になっているZ3専門店様からのご依頼です。
専門店ということは目も肥えているでしょうから、期待に応えられるよう頑張ります。
こちらはボルボのC70。
雨漏りか結露か潮風か、原因は不明ですがフレームに錆が発生していました。
特になぜか右側のほうが酷い感じです。
右側から潮風が当たる場所に置いていたとか?
錆の処置までは出来ませんが、とりあえず防錆スプレーを吹いておきました。
ネジも錆でガッチガチに固着しておりちっとも回らないので、ネジザウルス君に助けてもらいます。
こちらのネジザウルスくん、先っぽのギザギザでネジ頭をガッチリ掴んで、
どんなに強く固着したネジでも大抵回してしまうタフガイ。
しかし、残念ながらこのギザギザの強度があまり高くなく、何回か使うと山が削れてきてしまい、
普通のペンチに毛が生えた程度のパワーになってしまいます。
決して安くないですし、もうちょっと耐久性があるといいんだけどなぁ。
まぁそれでも、回せないよりはよっぽどいいのですが。
こちらはヘッドライナーの穴あき。
同等生地の当て布で補修します。(無料サービス)
まぁ、本当にただ張るだけです。
このままだとちょっと目立ちますが・・・
フラッシュを焚けば目立たない。笑
芸能人の広告やグラビア撮影なんてこういったテクニックを駆使した挙句、
さらにフォトショップで補正ですから全くあてになりません。
まぁ、どうせ紙面で見るだけなら夢を見させてもらったほうがいいでしょうけど。
ヘッドライナーの固定部が割れていたのでこちらも補修。
バンドも外れていたので・・・
こちらは強度が期待できるリベットで補修。
C70の幌格納部はあまり水密性が高くないので、結構汚れがちです。
というわけで簡単にお掃除。
ちゃんと排水口もついていますので、水でじゃんじゃか洗っても大丈夫です。
ただし、可動部やコネクタ付近に水をかけないようご注意ください。
で、2台完成!
たまたま同じボディカラーのC70が揃いまして、
片方はボルドー、片方はブルーとなっております。
さわやかブルー。
情熱レッド。
どちらも良く似合っておりますね。
一方こちらは久々のA4ネタ。
ライトを外して何をしているかというと・・・・
ただポジション球を交換しているだけです。
わざわざライトユニットを外さないといけないなんて、なかなか困ったチャンです。
しかしまぁ、外す前提だけあって、ライトユニットの着脱は比較的簡単。
上から見えるトルクスネジを3本外せば、ずるっと前に引き出すことが出来ます。
車種によってはバンパーを外さないといけない場合もありますので、
そこは一応ちゃんと考えられているようです。
同じB6系でもセダンやワゴンは給気系を取り外さないといけないというような情報がありますが、
少なくともカブリオレの場合はそのままでもいけました。
ただし奥の1本はかなり奥まったところにあり、長い工具がないと届かないと思います。
なぜこんなにライト周りがキツキツなのかといいますと・・・
ご覧の通り、A4カブリオレのエンジンはめちゃくちゃ前方に寄っているのです。
エンジン上部のインマニは飾りではなく本物ですので、あそこがずばりエンジンそのもの。
前輪の車軸よりも完全に前に飛び出していることがお分かりいただけるかと思います。
こんな位置に重たいV6エンジンを乗っけてしかも前輪駆動なわけですから、
そりゃ軽快な走りなど望めるわけもありません。
しかし、この妙な配置のおかげで前軸に1トンもの荷重がかかっておりますので、
雪道などでは安定したトラクションを発揮することが出来ます。
この配置でさらにアウディ自慢の4WDシステム、クワトロが加わりますと、
かの有名なCMのように、スキーのジャンプ台を上ったりも出来るようになる模様です。
人間も坂道を登るときは前のめりになりますよね。
あれと同じ理屈です、たぶん。いや違うか。
ちなみに、このバンパーに向かって突き出しているダンパーみたいな棒、
何なのかなと思って調べたら、そのままズバリ、バンパー用のショックアブソーバーでした。
要は前から衝突したら、このダンパーでボヨンと衝撃を吸収するという、単純明快な装置。
ちょっと前の車では比較的多く採用されていたそうですが、今回初めて見ました。
今はフレーム全体で衝撃を吸収する思想なので採用されないようですが、
このほうが本来のバンパーの役割が発揮されて面白いなと思いました。
それでは、また。
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