セリカコンバーチブルやロードスターの幌交換作業について

こんにちは。

すっかり寒くなってまいりましたね。

あんまり寒いものですから、シャッターを閉めて中に引きこもって作業しております。

そのため一見閉店しているかのように見えるかもしれませんが、

シャッターの中にはおりますので、ガシャガシャ叩いてみてください。

何卒宜しくお願い致します。

はい、というわけでお仕事のご紹介。

ST183C セリカコンバーチブル

セリカのコンバーチブル(ST183C)です。

たしか前回はST162C型を紹介したかと思いますが、

さらに今回はこのあとST202C型も作業中ですので、

セリカコンバーチブルを3代にわたって作業するという、珍しい状況となっております。

そしてどれもASC社製の幌になりますので、作業はとても大変です。

ST183C セリカコンバーチブル フロントフェイス

はい、この顔のセリカですね。懐かしい。

まだこんなに程度のいいのが残っているんだ~というくらい、いい車両でした。

GT-FOURとかだと結構いじり倒されてしまうかもしれませんが、

この車両はスポーツ系のグレードではなかったので、

特にいじられるでもなく、原形をとどめたまま現在まで生き残れたのかもしれません。

R57 クーパーS 幌交換

こちらはR57型のMINI。

R52型よりシンプルになっているところもあれば、複雑になっているところもあり、

結局トータルの作業時間はどちらも同じような感じです。

Z34 フェアレディZ ロードスター幌交換

参考:フェアレディZ幌交換

こちらはZ34のロードスター。

このダークチェリー色は純正と同じカラーとなります。

Z34 フェアレディZ 幌交換ダークチェリー

丸っこいZ33の幌と比べると、後ろ部分がかなりまっすぐになっております。

ただ単にデザイン的なものなのか、それとも空力的にこのほうが有利なのか。

Z33の幌も開閉機構においてゴムバンドに頼っている部分がありましたが、

Z34も相変わらずゴムバンドに頼っているので、やはり途中で止まってしまうというエラーが頻発します。

カセルタ

はい、こちらはなんでしょう。

正解は、MR-Sベースのカセルタという車です。

幌だけは原形をとどめておりますが、それ以外は全てモディファイが加わっております。

この手の車両ではドアパネルはそのままというのが結構多いのですが、

こちらのカセルタでは、ドアハンドルも含め徹底的に変更されているというこだわりようです。

カセルタ フロントフェイス

全体的にイタリアンな雰囲気を感じるデザインですね。

ヘッドライトもわざわざ作ったのでしょうか。

カセルタ 防水シート破れ

こちらの車両、残念ながら左側の防水シートが過去最高レベルで破れてしまっておりました。

でも、ここまで破れてもあまり雨漏りはしていなかったみたいで、わからないものですねぇ。

カセルタ 防水シート補修

というわけで幌生地を張り付けて補修します。

特に下のほうは怪しいので、コーキングでがっつり固めておきました。

MR-S幌交換

参考:MR-S 幌交換

はい、一方こちらはノーマルのMR-S。

幌交換とコーティングを同時に実施させていただきました。

MR-S ガラスコーティング

幌とボディがピカピカになると本当に見違えますので、予算がある方にはおススメです。

MR-S ヘッドライトコーティング

ヘッドライトもかなり黄ばんでおりましたがきれいになりました。

MR-S ボンネット磨き前

こちらは鉄粉取り粘土後の磨き前。

MR-S ボンネット磨き後

こちらが磨き後。

洗車キズなどはきれいになりましたが、残念ながらウォータースポットが酷く、

ところどころ数ミクロンでは済まない凹みが発生してしまっており、

そちらは除去することは出来ませんでした。

が、それはよくよく見れば、の話しであって、

全体的な印象は大いに向上したのではないかと思います。

それにしてもウォータースポットってのは、本当に厄介なんですよ。

一回ウォータースポットが出来上がると、その部分にいつも同じ形で水がたまるようになるので、

その部分ばっかりどんどん劣化してしまうのです。

なんでウォータースポットがいけないかというと、

まず、雨自体、色々な不純物がたくさん混じっているわけです。

それがボディに付着しますと、ボディに元々付いていた汚れも取り込んで、さらに濃い状態に。

そして、乾く過程でさらに濃縮され、

いよいよ最高濃度に濃縮された水分はいつもと同じウォータースポットに集結し・・・

そして、丸く盛り上がった水滴は太陽光線をレンズのように集め、

たくさんの不純物と高温により、塗装にジワリジワリとダメージを与えていく!!

ということなのであります。

というわけで、そもそもウォータースポットが付かないようにするためのコーティングが重要なわけです。

MR-Sエンジンフード磨き前

こちらはエンジンフード側。

MR-Sエンジンフード磨き後

きれいになりました。

NCロードスター グロメット破損

こちらはとあるNCロードスター。

この部分、なぜか水がたまりやすいようで、うっすら錆が浮いていることはよくあるのですが、

こちらの車両では完全に朽ち果ててしまい、スクリューグロメットごと脱落してしまっておりました。

まぁ、とりあえず幌の取り付けには支障はないのですが、怖いですねぇ、こんなこともあるのですね。

気を付けようにも気を付けようがありませんので、まぁ保管状況と運次第といったところでしょうか。

NCロードスター 排水口詰まり

こちらもとあるNCロードスター。

排水口が泥だらけ。

これでも一応何とかかろうじて流れてはいたのですが、幌交換ついでに清掃しておきましょう。

NCロードスター スポンジフィルター

なかに入っているゴミ除けスポンジ。

ゴミ除け自体がゴミになってしまうという、非常に貴重な瞬間をとらえた写真です。

NCロードスター 排水口清掃

ゴッシゴッシと洗っていきます。

水が流れず溜まってしまっているのがわかりますね。

NCロードスター 排水口の汚れチェック

このような泥水が流れ出てきますよ。

NCロードスター フィルター戻し前

綺麗になったら洗ったスポンジを戻して完了。

まぁ、今後5年くらいはとりあえず大丈夫なのではないでしょうか。

BMW

はい、こちらはいつもお世話になっている保険屋さんのBMW。

年式も古くないですのでそれほど酷くはなかったのですが・・・

ボンネット上の鉄粉付着

鉄道のすぐ近くの駐車場に停めていることもあって、鉄粉が酷い状態です。

いつもスタンドの手洗い洗車を頼んでいるとのことですが、さすがに鉄粉は洗っただけでは取れません。

BMW Mエンブレム周り

こういうところも、気になります。

BMW 5シリーズ

というわけで、出来上がり。

5年落ち程度の車両ですと、よほどひどくない限りは新車のようにピカピカになりますよ。

ディーラーさんの屋外に展示されている新車よりもよほどきれいだと思います。

BMW 5シリーズ清掃後

実車を見ても、写真の通りピッカピカです。

BMW 5シリーズ ドアハンドル周りの清掃後

当店の磨きコーティングは、こういう細かいところに自信があります。

ぜひ、隙間や目地部分もじっくり覗き込んでみていただきたいです。

BMW 5シリーズ ホイールクリーニング後

ホイールも得意分野です。

キズ以外はほぼピッカピカになります。

はい、というわけで、コーティングのほうも、年内もう少し空きがありますので、

ピッカピカの車で新年を迎えたい!という方は、お気軽にご相談いただければと思います。

それでは、また。

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