ベントレー-コンチネンタルGTCのケーブル修理とセンサー交換の工程を紹介

こんばんは。

こまめに日記を書こうと毎度思いつつ、

今回もまとめて大型更新です。

えー、まずはこちら、ベントレー・コンチネンタルGTCでおなじみの、ちぎれてしまうケーブル。

絶対に切れないように、金属ワイヤーで作ったろか、という発想に至ったのであります。

というわけでこちらは試作第一号。

これをですね、このように、リベット、スペーサー、ワッシャーを組み合わせてですね、

このように留めるわけです。

が、試作第一号は頭がデカすぎて骨組みに干渉し、あえなく撃沈。

試作二号機はコンパクトヘッドに変更。

今度は干渉しなくなりましたが、

ケーブルが切れなくなった代わりにリベットが根本からブチ折れるというまさかの結果に。

どんだけ無理な力が掛かっているのでしょう。

ナイロンのベルトなんかで耐えられるわけがありません。

で、結局はですね、ゴムバンドの補助がないといけないわけです。

純正状態では、この幅広ベルトの先にゴムバンドが付いていて、それで骨組の動きを補助しております。

このゴムバンドが伸びてしまっていて機能しておりませんので、

補助のゴムバンドを追加します。

で、一応出来上がり。

が、しかし、結局開閉の途中で止まってしまいます。

ゴムバンドの部分は乗り越えるのですが、

そのあとの段階で、どこも引っかかっていないのにピタッと止まってしまいます。

どうもセンサーが悪いようですので、センサーを注文して現在入荷待ちです。

ディーラーさんで注文すると恐ろしく高いのですが、

イギリスから直輸入すると意外と、というかすごく安いです。

系列会社のアウディなんかと変わらないような金額で入荷します。

その代わり、時間がかかりますが。

悪名高きフェラーリ様だって、海外から入れたらびっくりするほど安い。

たとえばこのエンジンフードのガラス、割ってしまったら恐ろしいですね、

果たしていくらするのでしょう・・・・

なんと、たったの26,000円です。

純正で、ですよ。

もちろん、送料は別途かかりますが、それにしても安い。

軽の窓ガラス5万円です、と言われても、ほう、そうか~という感じなのに、

フェラーリのガラスが26,000円とか、スーパーバーゲンプライスですよね。

こちらはS2000。

珍しいグレーの幌、GermanA5のオリオングレーです。

付ける前はちょっと明るすぎないかなと思いましたが、付けてみるとなかなかいい感じですね。

こっちは黄色のボクスターにブラック。

派手な色にはあえてブラック!

ビシっと締まります。

こちらもブラック。

こちらはメルセデスベンツのR129。

今回もGermanA5で生地が固いためとても大変でした。

リアスクリーン上部の小さいゴムモールみたいなのも奇麗に剥がせたので移植しておきました。

何の意味があるのかよく分かりませんが、スポイラー的なものなのでしょうかねぇ。

車両によっては接着剤でガッチリくっついてしまっていてきれいに剥がせない場合もありますが、

綺麗に剥がせれば今回のように移植することが可能です。

こちらはシトロエンC3プルリエル。

なんていうんですか、こういうの。

えーと、なんでしょう。

可動部のスライドパーツが折れてきちんと閉まらなくなってしまったので交換します。

こちらは開閉のためのケーブル。

左はこんな感じですが・・・

右はこんな感じ。

この2本の長さは同期していて常に一緒でないといけないのですが、

過負荷でコマ飛びをおこしてずれてしまっています。

このギアと、相手側のケーブルがですね、もうすっかり摩耗してしまっていて、

少し負荷がかかるとすぐにコマ飛びして左右がずれてしまいます。

というわけで、とりあえず閉めることは出来るようになりましたが、

完全に開閉できるようにするためには、

こちらのギア、ケーブル、その他諸々、相当な費用がかかりそうです。

とりあえずちゃんと閉まって雨は凌げるようになりましたので、一旦納車させていただきました。

こちらはBMW・Z3。

純正品の持ち込みで交換させていただきました。

リアスクリーンの養生はさすが純正。

安心して作業できますね。

フィッティングも純正品なら一発でバッチリ!!!

と思いましたが・・・

意外とシワが入ります。

こことかも。

ということで、微調整してシワをのばしていきます。

こちらの車両は前期型なので、ブチル地獄との格闘です。

後期の場合はブチルの量が少なく粘度も低めで、だいぶ簡単に除去することが出来ます。

前期だけ工賃値上げしようか・・・

2時間くらい余計にかかる印象です。

こちらはなんだ。

ウィング車ででっかいのが届きました。

中身は幌です。

そう、ROBBINS社製幌の取り扱いを始めました。

フィッティングを確認しながら、一部車両はROBBINS社製へ置き換えてまいりたいと思います。

とりあえず第一弾として、NA/NBロードスター用幌は順次ROBBINS社製へ切り替え中。

サイトのほうから注文可能ですので是非ご検討ください。

別に、全てROBBINS社製がいいということではありません。

価格とクオリティを考慮しながら、それぞれの車種ごとにどのメーカーがいいか決めていきます。

こっちは新店舗の進捗状況。

4台の車両をシャッター付きガレージの中に収納することが可能です。

今日なんかは、フェラーリにロールスロイス、ベントレーにポルシェと高級車だらけでしたので、

やはりきちんとお預かりできる体制は必要不可欠化と思われます。

で、こちらはお預かり中のロールスロイス。

ちょっと開けてみたら・・・腐ってる。

元は木製のフレームがあったはずなのですがね、

雨漏りにより完全に腐って土に還ってしまっております。

というわけで、これではどうにも作業が進められないので、

木製フレームを追加注文し、そちらの入荷待ちです。

クッション材を包む布も半分腐ってしまっているし、どうしよう・・・

この先どうなるのやら、かなり、不安です。

というか、今回は長すぎました。

それでは、また。

なるべくこまめに更新します。

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