こんばんは。
今回はゴルフ4カブリオ(前期)の御紹介。
ゴルフ4前期カブリオの場合ガラス剥離こそないのですが、
生地のほうの剥離が発生してしまうため、結局前期だろうが後期だろうが幌交換が必要になってきます。
ガラス剥離と同じく、やはり科学的手法だけに頼ってくっつけているので、
このように経年で剥がれてしまいます。
ひと手間を惜しまずちゃんと縫っておけばいいのに。
きっと、初期強度試験では素晴らしい結果を叩き出して本採用されたのでしょう。
古い幌に貼ってあったラベル。
フォルクスワーゲン、セアト、シュコダ、アウディのロゴが入っています。
いずれもフォルクスワーゲン系列の自動車ブランドですね。
セアトとシュコダが分かった人はなかなかの自動車通だと思います。
こちらの幌、以前に一度張り替えた形跡があったのですが、
リアガラス周りのステープルがすごーく適当。
間隔もバラバラですが、そもそもステープルがきちんと刺さっていません。
これはきっと手動タイプのタッカーですね。
よくこれでちゃんと付いていたなぁと思っていたのですが・・・・
剥がしてみて納得、フレームに接着剤で固定してありました。
ということはステープルは仮固定程度だったわけですね。
なるほど、人それぞれ色々なやり方があるものです。
違う人の仕事を見るのはとても参考になります。
張った方の名誉のために言っておきますが、全体の仕上がりはバッチリでしたよ。
個人的には外観と機能に問題がなければ、
見えない部分は施工者のやりやすいようにやったらいいと思います。
ちなみに私の場合、ここは普通にステープルを打ちます。(純正もそうです)
で、出来上がり。
あまり見かけない珍しいカラーですね。
黄色のような、からし色のような、ゴールドのような。。
ゴルフのリアガラスはフレームにリンクが付いていてガラスを外に押し出す形になっているので、
ガラスの周囲がグワッとダイナミックなカーブを描いており、個人的に好きな感じです。
布にガラスがくっついているだけの車種だと、
ただ布のカーブなりにガラスがぶら下がっているだけで・・・・
って、分かりますかね、この違い。
Bピラーにはドドーンとカルマンのロゴが。
馬車の製造からスタートしているので、描かれているのも木の車輪っぽい感じですね。
ちなみに、ゴルフI・III・IVは「カブリオ」なのに、
ゴルフVIからはなぜか「カブリオレ」になっております。
ローマ字表記も「CABRIO」と「CABRIOLET」でちゃんと使い分けています。
何が違うんでしょう。
トイレとトイレットみたいな感じ?
違うか。
それでは、また。
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