サーブ-9-3カブリオレの魅力と幌の張り替えについて

こんにちは。

今回はサーブ・9-3カブリオレのご紹介です。

サーブ・9-3といえばこの色。

定番のモンテカルロイエローのボディ。

鮮やかな黄色は花のように見えるのか、やたらと虫が集まってきます。

一緒に置いてあった黄色のS2000にはそれほど寄ってこなかったので、

どうもこのイエローにのみ何か特別な魅力があるようです。

5ドアハッチバックを髣髴とさせるリアのシルエットはカブリオレになっても健在。

カッコイイとか美しいとかそういうのとはちょっと違う、ただ確実に感じされるサーブらしさ。

この長年培ってきた「らしさ」こそがサーブ最大の魅力かなと思います。

そういう点でいうと末期の頃のサーブは、

経営難から脱却すべくデザインの方向性を大幅に変更した結果もはやアイデンティティを見失い、

古くからのファンも離れ、破産も止む無しだったのかなという気がします。

ちなみにリアガラスは新しい幌に移植するタイプになります。

リアガラス周りの構造はポルシェ997と全く一緒。

部品もほぼ同一の物が使用されていますので、幌システムの開発は恐らく同じ会社だと思われます。

なお、9-3の幌は内張り(ヘッドライナー)の裏側が経年劣化でベトベトになってしまうのが定番。

追加費用はかかりますがこれは絶対替えたほうがいいです。

というか替えないとあっちもこっちもベタベタになってしまいどうにもならない。

これは恐らくですが裏地に吸音材として仕込んであるウレタンフォームが、

加水分解してしまっているのが原因と思われます。

ついでに、当店の施工ではないのですが、同じ9-3の施工例をご紹介。

こちらは施工前。

開閉頻度が高かったのでしょう。

あっちこっちに補修跡があり、だいぶくたびれた印象です。

で、交換後。

当然ですが、大変きれいになりました。

どちらの施工例もシンプルな黒い幌ですが、

やはり新品に張り替えると非常にスタイリッシュに生まれ変わります。

どの車もぼちぼち痛んできている頃かと思いますので、ぜひ張替えをご検討いただければと思います。

それでは、また。

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